エンジンオイル


エンジンオイルの役目
 エンジンオイルには以下のような役割があります。

  ・機関内部の潤滑作用
    一番重要な役割
  ・機関各部の冷却作用
    各部で発生した熱をオイルを媒体にして外部へ放熱
  ・密封作用
    ピストンとシリンダーの隙間をうめ圧縮比を保つ
  ・洗浄作用
    燃焼で発生するカーボン、スラッジを洗浄
  ・防錆作用
    酸及び水分から機関内部を保護


エンジンオイルの粘度

 エンジンオイルの粘度はSAE(米国自動車技術協会)の分類によれば、
  ・低温粘度(WはWinterの略)
    0W,5W,10W,15W,20W,25W
  ・高温粘度
    20,30,40,50,60

上記のように分類されています。数字は熱耐性を意味しており、小さい数字は低温、大きい数字は高温の耐性を持っています。
オイル缶に表示されている「10W30」は低温と高温に対応したマルチグレードオイルを意味します。一般的なユーザーであればマルチグレードを選びましょう。


オイルのグレード
 オイルのグレードはAPI(米国石油協会)で示される。
 ・ガソリンエンジン用
   SA〜SG,SH,SJ,SL(最高級)
お金のある人はSLを使いましょう。(笑)

  SLは2001年以降のガソリン車に適応の規格
  高温でのオイルの耐久性能、清浄性能、酸化安定性を向上させた環境対策規格品です。

 ・ディーゼルエンジン用
   CA,CB,CC,CD,CE,CF,CF-4(最高級)


ILSAC規格
 オイルの品質を表す規格の一つです。
 通常は次のように表示されています。
 GF-3   SLに対応
 GF-2   SJに対応
 GF-1   SHに対応

 GF-3は新油状態だけではなく使用油の燃費テストが行われ、耐久性が要求されている規格です。


ベースオイル

  ベースオイルは、次の4つがあります。

   鉱物油:もっともベーシックなオイル。安価

  高粘度指数鉱物油:鉱物油に水素化分解を行い、分子を組替えたオイル。粘度指数が小さいが、高温でも高粘度を維持

  部分合成油:もっともポピュラーなオイル。化学合成基油に上記のオイルを混ぜた物。コストパフォーマンスの向上をねらったオイル

  化学合成油:ナフサを化学分解し、成分抽出し合成したオイル。分子構造が均一で高温、低温に強いが価格が高いのが難点


オイルの選び方

  軽自動車はパワーロスを避けるために低粘度が望ましいが、特殊な使い方をしなければ、純正指定を使うのがよいでしょう。


オイル交換の時期

前のページでも書きましたが、一般的には5000km〜1万キロの間で替えるべきでしょう。
外車のディーラーで実施しているサービスフリーウエイに加入していると、オイル交換無料といっても15000kmまで交換してくれないようです。(大丈夫かな?)
ただし、エンジンフィールに敏感な人は3000km程度でオイルの劣化を感じるようです。
私はもったいないようですが、2000km〜3000kmで交換しています。オイルは劣化しますので、高いオイルを長く使うよりは、安いオイルを頻繁に交換するようにしています。私のかかりつけのホンダベルノではオイル代込みで1050円で交換してもらえますので重宝しています。このような純正の安いオイルをつかっている場合には、エンジンオイル添加剤がおすすめです。(^^)

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